京都民家改修
築60年位の町家で、既存の柱梁をできるだけ活用した計画としています。
基礎まわりが老朽化していたので、根元が痛んでいる柱は根継ぎ補強をしました。改修部分は、床レベルを既存高さから160下げ、チーク材フローリングとし、屋根材料は瓦のまま残し、トップライトに明りとり瓦を設けました。
外観は全体に黒の吹付け塗装をした後木製格子を配しました。外壁の凹凸で黒塗りと茶色を塗り分けています。玄関を入って正面に見える壁とキッチンの壁にはモザイクタイル貼りの壁としました。家具は既存の柱と同じこげ茶の塗装としています。
京都市
木造平屋建て
10年4月竣工